日常で何気なく使っているドアの鍵や南京錠。
どのようにロックしているのでしょうか。
仕組みや構造が気になったので、わかりやすい資料を調査してまとめてみました。
目次
南京錠の仕組みや構造が分かる動画
全体的には、上記の動画が非常にわかりやすいです。
ただ、英語ですので日本語で補足しておきたいと思います。
- 16秒:U字型の銀色部品のくぼみに、金色部品が下方からささっており、南京錠はロックされている。キーのシリンダーの6つのピン(upper pins)も押し込まれており、シリンダー(cylinder)もこのままでは回転しない
- 25秒:鍵が挿入されると、ボトムピン(Bottom pins)が押し上げられます。シリンダーにささっている6つのアッパーピン(upper pins)がシリンダーの外側へ(Shear Lineの外側へ)。この状態で鍵を回すと、シリンダーは回転します
- 26秒:シリンダーを回転させると、それに伴い金色の部品が引っ込む。つまり、U字部品をロックしていた部品が外れる。鍵が開く
ドアの鍵の仕組みや構造が分かる動画
ドアの鍵の説明動画です。
シリンダー部の話はこちらの動画がわかりやすいです。
1つ目の動画とは各部品の呼び方が違って、下記の感じになっていますね。
- upper pin → driver pin
- bottom pin → key pin
- cylinder → plug
- 一番外側の固定されていて回転できない部品 → case
- 1分15秒:スプリングの反力により、5本のdriver pinの高さが不揃い。plugとcaseの間に位置するピンもある。つまり、このままplugを回転させようとすると、driver pinも一緒に回転しようとするが、一部case側の穴にささっているため、ピンが折れない限り回転しない
- 1分20秒:cylinderとplugの境界のラインをshear lineと言う。鍵を入れて、この高さにDriver pinを揃えることで、shear line上に配置されるpinがなくなる。ひっかかるものがなくなったので、plugは回転できる
- 1分28秒:間違えた鍵を入れても、shear lineにdriver pinが揃わず、plugは回転できない
- 1分35秒:正しい鍵を入れると、shear lineでdriver pinが揃い、plugは回転する
さいごに
シンプルながら、よくできていると思います。
最初に考えた人はすごいですね。
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