扇風機の首振りの仕組みや構造ってどうなっているんだろう?
そう思ったことはないでしょうか。
私も気になったので、わかりやすい動画や資料がないか探してみました。
良さげなものが見つかったので、まとめておこうと思います。
目次
扇風機の首振りの仕組み・構造がよく分かる解説動画
英語ですが、上記の動画は解説付きでわかりやすいです。首振りだけでなく、扇風機全体の基本的な仕組み・構造が説明されており、非常に参考になります。
1:05から扇風機の構造説明スタートです。首振りの仕組み、構造については3:03あたりからです。
首振りの説明部分は、英語がわからない人の為に簡単に日本語解説をつけておきます。
- 3:03 首振り機構は、4節リンク機構で実現されている
- 3:10 各Barは、ピンで固定されている。ピンなので自由に回転はできる
- 3:21 Fix Bar(緑)は固定。Crank(黄色)が回転。他のBarは追従する
- 3:38 それぞれのBarの長さにより、動きは異なる。扇風機の首振り機構は、動画でいう右下
- 3:38 通常、長い緑のバーが固定だが、ここで短い青のバーを固定してみる
- 3:50 すると長い緑のバーが同じ量、行ったり来たりしていることがわかる。つまりこれが首振りとなる
- 4:05 実際の扇風機に当てはめると、どのBarがどの部分になるかの解説
- 6:20 モーター先のウォームギア → ギア1 → ギア2 → クランクという流れで伝達し、白い部品(Crank、黄色Bar)を回し、首振りを実現
- 6:42 ピンを上方に戻すと、オレンジの部品が回転しなくなる。つまり、白い部品(Crank、黄色bar)も回転しない。よって、首振りしなくなる
動画を見ながら読めば理解できるかなと思いますが、不明点あればコメント欄でおしらせください。
扇風機の首振りの仕組み・構造がよく分かる動画(その他)
上記の動画で十分仕組みはわかるかなと思いますが、他にも色々見つけたので資料的に置いておきます。
扇風機の首振り(実物動画)
↑本物の扇風機の首振り動画です。
基本、アニメーションと同じような仕組み、機構で動いていることがわかります。
シンプルなアニメーション動画
↑シンプルに首振り機構のコアとなる部分のみ取り出したアニメーション動画です。
基本的な仕組みが非常によく分かる動画ですね。
アニメーション動画2(3Dデータ付き)
YouTubeの概要欄に書いてありますが、Stepデータ、Inventorのデータも公開してくれています。
InventorFanSwingInv
STEPFanSwingSTEP
扇風機の首振りの仕組み・構造がよく分かる資料まとめ
- 扇風機の首振りの仕組みは四節リンク機構で実現
- 上方のピンを押し込むことで、モーターの先のウォームギアの回転が四節リンクのクランクにまで伝わり、Crankが回転。それにより、扇風機の首がふられる
シンプル構造でよくできた素晴らしい構造だと思います。
あとで見て仕組みを理解するのはそこまで難しいとは思いませんが、最初に考えた人は天才ですね。
こういう設計者になりたいものですね。
発想次第では3DプリンターでのDIY品とかにも色々使えそうですし、面白いですね。
今回の記事が参考になれば幸いです。
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