SolidWorksの使い方

【SOLIDWORKS】インポートしたstepのアセンブリから部品データが開けない時の対処法

投稿日:2020年3月4日 更新日:

SOLIDWORKSでstepデータを開いてみると、アセンブリになっていました。

アセンブリデータですので、その下にはサブアセンブリや部品(part)がぶら下がっています。

部品を編集したかったので、アセンブリデータから部品を開こうとした所、なぜか「部品を開く」が見当たらず、部品データ(part)を開く事ができませんでした。

色々試行錯誤した結果、部品(part)データとして開き編集できるようになったので、対処法、解決法をメモしておきます。

なお、バージョンはSOLIDWORKS2019です。

【SOLIDWORKS】インポートしたstepのアセンブリから部品データが開けない時の対処法

【状況分析】stepからインポートして開いたデータは、デザインツリーのアイコンに左向きの緑矢印がついている


開いたデータをよくみると、ウインドウの左側にあるFeatureManagerデザインツリーのアイコンに、緑入りの左向きの矢印がついていることを発見しました。

上記画像だとアセンブリデータのアイコンにしかついていないように見えますが、その下に連なるpartデータのアイコンにも全て同じ緑矢印がついていました。

ちょっとこのマークが何を意味するのか調べきれませんでしたが、いつもとの違いはここくらいです。

どうも、これがあることで部品データが開けなくなっている気がします。

全部品、目視は可能。しかし、部品データとして保存できないし編集もできない

アセンブリデータとしては正しくインポートされており、全構成データを確認(目視)することはできます。

ただ、通常アセンブリデータにぶらさがる部品データを右クリックすると「部品を開く」という選択肢があると思いますが、それがありません。

また、このアセンブリデータをSOLIDWORKS形式で保存しても、なぜか構成部品としてぶら下がっているpartデータは保存されず、トップのアセンブリデータのファイルのみフォルダに保存されているという感じです。

【対処法・解決方法】3D Interconnectをオフにする

結論から言うと、「システムオプション > インポート」にある「3D interconnectを有効にする」の項目からチェックマークを外すことでうまくいきました。


↑「3D interconnectを有効にする」にチェックマークが入っている状態。これだとダメでした。


↑「3D interconnectを有効にする」のチェックマークを外す。この状態でインポートするとうまくいきました。

2016年11月15日より国内販売が開始されるSOLIDWORKS 2017。新機能の中でも注目なのは「3D Interconnect※1」という他社のネイティブデータを変換せずに、直接SOLIDWORKSで開いて使用できる機能です。3D Interconnectを使用するメリットをご紹介します。

参考他社ネイティブデータも直接開ける! SOLIDWORKS新機能「3D Interconnect」とは?

どうも、3D Interconnectというのは中間データをSOLIDWORKS形式に変換せず、そのまま開いて使用できる機能のようですね。

SOLIDWORKS形式に変換していない(=つまり読み込んだSTEPを編集している?)状態だったため、うまくいかなかったんですかね。

ひとまず、これで解決しました。

当記事のメインはここまでです。

以下で書いているのは、3D Interconnectが原因だと気づいていなかった時に行なっていた対処法です。

ですので、3D Interconnectのチェックマークを外すで解決した方は読む必要がありません。

万が一なにかの時に役立つかもなので、念のため記事としてはおいておくことにします。

【対処法・解決方法】パラソリッドデータとして保存してから開く

結論からいうと、下記の手順を踏む事で、部品データを開く事ができるようになりました。

  1. インポートしたstepデータを、パラソリッドデータとして指定保存
  2. 保存したパラソリッドデータをインポート
  3. 保存したパラソリッドデータを開く
  4. 部品データが編集可能になっている

ポイントは、パラソリッド(Parasolid)データとして保存し直したことです。

解決手順


開いたstepデータをパラソリッドとして保存します。

ファイル>指定保存」と進みます。


保存するデータ形式を選びます。

任意の名前をつけ「Parasolid(*.x_t)」を選び、保存をクリックします。


「任意の名前.x_t」というデータが、保存先のフォルダにあります。

このデータをSOLIDWORKSで開きます。


開くと、デザインツリーのアイコンから緑色の左矢印がなくなっている事が確認できます。

この状態であれば、アセンブリデータにぶら下がっている部品データを開く事ができます。

必要に応じて、SOLIDWORKS形式のデータで保存しておくと良いでしょう。

さいごに


上記のデザインツリーにある緑色の左矢印が結局何だったのかは気になりますが、ひとまず部品データが開けるようになったのでこれで良しとしたいと思います。

もし詳しい方がいれば、コメントなどから教えてもらえると嬉しいですね。

今回は、自分と同じように困っている人がいるかと思い、備忘録として記事化しました。

お役にたてば幸いです。

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